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ARTIST
Rage Against the Machine
LINER NOTES
LANGUAGE
『Rage Against the Machine』は、ザック・デ・ラ・ロッチャの切迫したラップ、トム・モレロの異様なギター音、ティム・コマーフォードとブラッド・ウィルクの重いグルーヴを結び付けた1992年11月3日発表のデビュー作だ。バンドは前年ロサンゼルスで結成され、自主制作の12曲入りカセットがエピックとの契約を呼び込んだ。音は機械的にも聞こえるが、実際にはバンド演奏の緊張と身体性が強く刻まれている。事実ジャケットには、サンプリングもキーボードもシンセサイザーも一切使っていないと明記された。
政治的な言葉は飾りではなく、リフとリズムの怒りと直結している。冒頭“Bombtrack”に続く“Killing in the Name”は警察暴力と構造的差別への異議申し立てであり、90年代のロックに新しい攻撃性と発言力を持ち込んだ。6曲目“Know Your Enemy”にはトゥールのメイナード・ジェイムズ・キーナンが参加している。表紙は南ベトナムで焼身した僧侶の写真。全10曲は米国で3倍プラチナへ達し、ラップとメタルの融合を最初に成功させた作品として、今なお超えられていないと評される。ギターの奇術とラップの説得力、その二つが同時にこれほど強く燃えたのは、後にも先にもこの一度きりだった。
TRACK LIST
- 1.Bombtrack
- 2.Killing in the Name
- 3.Take the Power Back
- 4.Settle for Nothing
- 5.Bullet in the Head
- 6.Know Your Enemy
- 7.Wake Up
- 8.Fistful of Steel
- 9.Township Rebellion
- 10.Freedom