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ARTIST
Hollywood Cowboys
LINER NOTES
LANGUAGE
『Hollywood Cowboys』は、QUIET RIOTが持つ、あの陽性のハード・ロック感覚を、現在のバンドとして、まっすぐに力強く鳴らした作品だ。看板であったケヴィン・ダブロウの逝去という、大きな悲劇を乗り越え、ドラマーのフランキー・バナリを中心に、新ヴォーカリストのジジー・パールを迎えて制作された。太いギター・リフ、跳ねるようなビート、そしてすぐに口ずさめるコーラスが並び、曲は、複雑な理屈よりも、スピーカーから鳴った瞬間に、身体を動かす快感を、何よりも優先している。
冒頭“Don't Call It Love”の力強い推進力、“In the Blood”の攻撃性、そして“Heartbreak City”のドラマ性まで、収録曲はいずれも聴き応えがある。“The Devil That You Know”“Roll On”のような曲も、バンドの健在ぶりを伝えている。80年代の名声を、ただ引用するのではなく、その時代に培った、確かな技法を、自然に使い直している。
軽快なロッカーでは、ギターの刻みと、ヴォーカルの勢いとが噛み合い、少しテンポを落とした曲では、アメリカン・ハードらしい、開放感と哀愁とが浮かび上がる。演奏は、飾り立てすぎることなく、各パートが、曲のフックを最大限に目立たせる役割を担っている。懐かしさを入口にしつつも、現在のラインナップが、自分たちの言葉で曲を前へと押し出す、気負いのない、力強いロックンロール作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Don't Call It Love
- 2.In the Blood
- 3.Heartbreak City
- 4.The Devil That You Know
- 5.Change or Die
- 6.Roll On
- 7.Insanity
- 8.Hellbender
- 9.Wild Horses
- 10.Holding On
- 11.Last Outcast
- 12.Arrows and Angels