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ARTIST
The Great Southern Trendkill
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Great Southern Trendkill』は、PANTERAが持つグルーヴの破壊力をさらに尖らせ、ノイズ、速度、沈み込むような重さを一つの音像へと押し込んだ作品だ。ダイムバッグ・ダレルのリフは硬くうねり、ヴィニー・ポールのドラムは曲を巨大に揺らしている。バンドのカタログの中でも、特に苛烈で生々しい一枚である。
“The Great Southern Trendkill”“Drag the Waters”“Floods”といった楽曲では、荒々しさの奥に、緊張や消耗を隠さない感情がある。とりわけ“Floods”のドラマティックな展開は、ダイムバッグ・ダレルのギターの表現力を存分に示している。“War Nerve”“13 Steps to Nowhere”のような楽曲にも、バンドの充実した演奏が息づいている。その不安定さまで音に変えたことで、他に類を見ない緊張感を備えている。バンドの狂気と芸術性が交差した、充実した一枚である。本作の制作時、フィル・アンセルモは他のメンバーとは別のスタジオでヴォーカルを録音するなど、バンド内には既に緊張が走っていた。その張り詰めた空気が作品にかつてない生々しさと苛烈さを与えており、バンドの狂気が頂点に達した一枚だ。
TRACK LIST
- 1.The Great Southern Trendkill
- 2.War Nerve
- 3.Drag the Waters
- 4.10's
- 5.13 Steps to Nowhere
- 6.Suicide Note, Pt. 1
- 7.Suicide Note, Pt. 2
- 8.Living Through Me (Hells' Wrath)
- 9.Floods
- 10.The Underground in America
- 11.Sandblasted Skin (Reprise)