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ARTIST
Man in Motion
LINER NOTES
LANGUAGE
『Man in Motion』は、80年代のNIGHT RANGERが一区切りを迎える直前に放った第5作で、鍵盤色を強めた前作から再びギター主体の推進力へ比重を戻した作品だ。ブラッド・ギルスとジェフ・ワトソンのツイン・ギターが前面に出て、伸びやかなメロディと硬質なリフを組み合わせる。ジェフ・ワトソンの速弾きとブラッド・ギルスのメロディアスなフレーズが絡み合うツイン・リードは本作でも健在で、バンドの技巧的な側面を存分に伝える。産業ロック的な洗練を保ちつつ、本来のロック・アルバムとしての力強さを取り戻そうとする姿勢が感じられる。
タイトル曲“Man in Motion”をはじめ、キャッチーなサビとギターの応酬を軸にした楽曲が並び、演奏陣の充実は最後まで揺るがない。しかし音楽シーンが大きく変わりゆく時期でもあり、本作の後にジャック・ブレイズはテッド・ニュージェント、トミー・ショウらとダム・ヤンキースを結成、バンドは長い活動休止へと入っていく。結果として初期黄金期の締めくくりとなった一枚だが、演奏そのものには衰えの兆しはなく、80年代型メロディック・ハードの矜持が最後まで貫かれている。80年代NIGHT RANGERの到達点を見届けるうえで欠かせない作品だ。
TRACK LIST
- 1.Man in Motion
- 2.Reason to Be
- 3.Don't Start Thinkin'
- 4.Love Shot Me Down
- 5.Restless Kind
- 6.Half Way to the Sun
- 7.Here She Comes Again
- 8.Right on You
- 9.Kiss Me Where It Hurts
- 10.I Did It for Love
- 11.Woman in Love