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ARTIST
Hanging in the Balance
LINER NOTES
LANGUAGE
『Hanging in the Balance』は、METAL CHURCHが正統派メタルの重量を守りながら、より歌心のある展開と現代的な硬さを取り込んだ第5作だ。マイク・ハウの力強くも表情豊かなヴォーカルを軸に、ギターは太いリフを基盤としつつ、曲ごとに旋律的な余白を丁寧に作り出している。マイク・ハウ在籍期の第3作にあたる本作を最後に、バンドは90年代半ばにいったん活動を停止することになるが、そこには衰えではなく、むしろ表現の幅を広げようとする挑戦の跡がはっきりと刻まれている。
“Gods of Second Chance”“Losers In the Game”“Waiting for a Savior”“No Friend of Mine”といった楽曲では、リズム隊が重心を保ちながら、ヴォーカルが強い言葉を投げつつもサビの輪郭を失わない。“Hypnotized”“Conductor”“Down to the River”“Lovers and Madmen”“A Subtle War”といった楽曲でも、重厚さと旋律性のバランスが丁寧に追求されている。リフの重さと、そこへ歌がどのようにメロディを与えていくかの関係が、アルバム全体の聴きどころとなっている。バンドの硬派さと柔軟性を同時に味わえる本作は、マイク・ハウ在籍期の充実を伝える重要な一枚である。
TRACK LIST
- 1.Gods of Second Chance
- 2.Losers In the Game
- 3.Hypnotized
- 4.No Friend of Mine
- 5.Waiting for a Savior
- 6.Conductor
- 7.Little Boy
- 8.Down to the River
- 9.End of the Age
- 10.Lovers and Madmen
- 11.A Subtle War