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ARTIST
Scenes
LINER NOTES
LANGUAGE
『Scenes』は、MARTY FRIEDMANが、従来の、あの攻撃的なギター・メタルから、あえて一歩離れ、クリーンで美しい音色、静かで繊細なアレンジ、そして東洋的な響きを思わせる旋律へと向かった、意欲的なインストゥルメンタル作だ。喜多郎がプロデュースに関わった本作は、その幻想的で、独特の世界観が、大きな特徴となっている。ここでのギターは、決して、その速さを見せつけるためではなく、あくまで、美しい風景や、深い感情を描き出す、一つの声として、豊かに鳴らされていく。
冒頭を飾る、荘厳な“Tibet”、そして“Angel”のドラマ性、さらに“Valley of Eternity”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Realm of the Senses”、そして“Trance”のような曲も、作品の、その幻想的な世界観を伝えている。マーティ・フリードマンの、あの歌うようなギターが、全編で美しく響き渡っている。
楽曲は、アンビエントな、豊かな余白と、確かな歌心とを大切にし、その場面を、聴き手の、自由な想像へと、大きく委ねていく一枚だ。ギター・ヒーローとしての、また別の表情を示すと同時に、作曲家としてのフリードマンの、その繊細な感性を、存分に味わうことができる。彼の、多面的な音楽性を示す、聴き応えのある一枚と言える。ギタリストの新たな一面が光る一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Tibet
- 2.Angel
- 3.Valley of Eternity
- 4.Night
- 5.Realm of the Senses
- 6.West
- 7.Trance
- 8.Triumph