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ARTIST
Mammoth WVH
LINER NOTES
LANGUAGE
『Mammoth WVH』は、2021年6月11日にEX1レコーズから出たデビュー作である。バンド名の由来は、旧ノートが一度も触れなかった一点に尽きる。マンモスとは、ヴァン・ヘイレンになる前のエディとアレックスの三人組の名前だった。マイケル・アンソニーとデイヴィッド・リー・ロスが加わる前、エディがまだ歌っていた頃の名である。ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは子供のころ父からそれを聞かされ、いつか自分のバンドの名前にすると決めたという。父の許しを得て、彼はその名を継いだ。全14曲58分、歌もギターもベースもドラムも、すべて彼一人が弾いている。手本に挙げたのは初期フー・ファイターズのデイヴ・グロールだった。プロデュースはマイケル・“エルヴィス”・バスケット、録音は父が建てた5150スタジオ。
冒頭“Mr. Ed”は仮題がそのまま残ったもので、ハーモニクス・タッピングで始まりソロもタップで弾く、それが父を思わせたので冗談で付けた、と本人が語っている。“Don't Back Down”の仮題は“Sabbath”。狙いは競技場だったという。“Think It Over”はジミー・イート・ワールド好きが出た純然たるポップ・ロックで、エディが最も気に入っていた曲だった。「父はあの曲の勢いが大好きだった。あれで機嫌が良くなるんだ」。“Feel”ほか数曲では、父の自作ギター、あのフランケンシュタインを弾いている。
締めの“Distance”は、本来この盤に入る予定ではなかった。後で出すつもりで一度外した曲だったが、2020年10月に父が亡くなり、彼は考えを変えて11月に単独で発表する。反響が大きすぎたため、ボーナス・トラックとしてアルバムに戻された。つまり本編13曲プラス1曲という構造である。同曲はメインストリーム・ロックで首位に立ち、グラミーの最優秀ロック・ソング候補にもなった。彼はこの曲の自分の取り分をすべて、音楽教育を支援する団体ミスター・ホランズ・オーパスへ寄付している。アルバムはビルボード200で12位、ハード・ロック、インディペンデント、ロックの3チャートで首位を取った。
TRACK LIST
- 1.Mr. Ed
- 2.Horribly Right
- 3.Epiphany
- 4.Don't Back Down
- 5.Resolve
- 6.You'll Be the One
- 7.Mammoth
- 8.Circles
- 9.The Big Picture
- 10.Think It Over
- 11.You're to Blame
- 12.Feel
- 13.Stone
- 14.Distance