LOVEBITES BIOGRAPHY

プロフィール

結成2016年、東京
出身日本
メンバーAsami(Vocals)
Midori(Guitar)
Miyako(Guitar / Keyboards)
Haruna(Drums)
Fami。(Bass)
ジャンルパワーメタル、ヘヴィメタル

Biography

日本のヘヴィメタルを再定義する白き狼
LOVEBITES (ラヴバイツ)の軌跡と音楽的変遷

1. ガールズ・メタル・シーンの文脈とLOVEBITES (ラヴバイツ)の特異性

21世紀初頭より、日本の音楽シーンにおいては「ガールズ・メタル・バンド (Girls Metal Band)」と呼ばれる独自の潮流が形成されてきた。Show-Ya (ショーヤ) やAldious (アルディアス)といった先駆者たちが切り拓いたこの土壌において、2016年に東京 (Tokyo)で結成されたLOVEBITES (ラヴバイツ) は、瞬く間にその既存の枠組みを超越し、世界的な「パワー・メタル (Power Metal)」の文脈において確固たる地位を築き上げた特異な存在である。

LOVEBITESの特異性は、日本のアイドル文化やヴィジュアル系 (Visual Kei) に通じる華麗な白い衣装を身に纏いながらも、音楽的には1980年代の英国ヘヴィメタル (NWOBHM) やジャーマン・メタル (German Metal) の正統的な継承者として振る舞う点にある。ポップな要素を極力排し、高速なツーバス・ドラム、ツイン・リードギターのハーモニー、そして英語詞による歌唱を徹底することで、LOVEBITESは「日本人の女性バンド」 というギミックを、純粋な音楽的実力への評価へと昇華させることに成功した。

2. 結成前夜と初期の歴史: Destrose (デストローズ)の遺産 (2015-2016)

2.1 Destrose (デストローズ)の解散と新バンド構想

LOVEBITES (ラヴバイツ)の起源は、日本のガールズ・メタル・シーンにおいて「伝説」とも称されるバンド、Destrose (デストローズ)の解散にある。Destrose (デストローズ)は、Aldious (アルディアス) やMary's Blood (メアリーズ・ブラッド)といった後のシーンを牽引するバンドのメンバーを輩出したことで知られるが、2015年にその活動を終了した。

同バンドのベーシストでありリーダーを務めていたミホ (Miho)は、解散後も自身の理想とするヘヴィメタルを追求するための新バンド結成を模索していた。彼女が目指したのは、自身の敬愛するIron Maiden (アイアン・メイデン)のような、強力なリズムセクションとツインギターを擁する正統派のヘヴィメタルバンドであった。この構想に最初に共鳴したのが、かつてDestrose (デストローズ)で共に活動していたドラマーのハルナ (Haruna) である。ハルナ (Haruna) は13歳からドラムを始め、Helloween (ハロウィン) のウリ・クッシュ (Uli Kusch) に影響を受けたツーバス・スタイルのドラミングを得意としており、ミホ (Miho)の求める強靭なボトムラインを支えるのに不可欠な存在であった。

2.2 メンバー選定と「白い衣装」の戦略

2016年、ミホ(Miho) とハルナ (Haruna) は残るメンバーの選定に着手した。ギタリストとして白羽の矢が立ったのは、激情★めたりっちぇ (Gekijo METALicche) の元ギタリストであり、アグレッシブな速弾きを得意とするミドリ (Midori) であった。さらに、彼女の剛直なプレイスタイルと対をなすメロディアスで流麗なギタリストとして、当時はa Drop Of Joker (ア・ドロップ・オブ・ジョーカー) や21g (トゥエンティワングラムス)で活動していたミヤコ(Miyako)に声をかけた。当初、ミヤコ (Miyako) はサポートメンバーとしての参加であったが、その卓越した作曲能力とピアノ演奏のスキルがバンドの音楽性に不可欠であると判断され、正式メンバーとして迎えられた。

最後に決定したのはボーカリストである。多くのガールズバンドがアニメ声やアイドル的な歌唱スタイルを採用する中、ミホ (Miho) たちはよりパワフルでソウルフルな声を求めた。選ばれたのは、それまでヘヴィメタルのキャリアを全く持たず、VAMPS (ヴァンプス)やUVERworld (ウーバーワールド)のバックコーラスとして活動していたアサミ (Asami) であった。R&Bやソウルミュージックをバックボーンに持つアサミ (Asami) の歌声は、中低音の豊かさと突き抜けるようなハイトーンを兼ね備えており、LOVEBITES (ラヴバイツ)のサウンドに独自の説得力を与えることとなった。

バンド名は、アサミ (Asami) がオーディションで歌唱したHalestorm (ヘイルストーム)の楽曲「Love Bites (So Do I)」に由来する。この名称には、「愛(Love)」 と 「噛みつく (Bites)」という、女性的な優雅さとメタルの攻撃性を共存させるという意味が込められている。また、彼女たちはステージ衣装を「白」で統一することを決めた。これは、メタルシーンで一般的な「黒」のイメージに対するカウンターであり、他者とは異なる存在であることを視覚的に主張する戦略であった。

2016年11月18日、東京・渋谷のTSUTAYA O-WEST (ツタヤ・オーウエスト)で開催されたイベント 「Women's Power presents Girls Band Next Generation」において、LOVEBITES (ラヴバイツ)はDisqualia (ディスクオリア) やMai Yashima (マイ・ヤシマ)と共にステージに立ち、公式にデビューを果たした。

3. 覚醒と欧州への展開: Awakening from Abyss (2017)

2017年は、LOVEBITES (ラヴバイツ)が単なる新人バンドから、世界市場を視野に入れたプロフェッショナルな集団へと変貌を遂げた年である。LOVEBITESは日本の大手レコード会社であるVictor Entertainment (ビクターエンタテインメント) と契約を結び、本格的なレコーディング活動を開始した。

3.1 The Lovebites EP と制作体制の確立

同年5月24日、デビューEPとなる『The Lovebites EP (ザ・ラヴバイツ・イーピー)』をリリース。この時点で既に、LOVEBITESの制作体制には世界基準を目指す明確な意志が反映されていた。ミキシングとマスタリングエンジニアとして、Nightwish (ナイトウィッシュ)やChildren of Bodom (チルドレン・オブ・ボドム)の作品で知られるフィンランドの名門スタジオ、Finnvox Studios (フィンヴォックス・スタジオ)のミッコ・カルミラ (Mikko Karmila)とミカ・ユッシラ (Mika Jussila) を起用したのである。この選択により、LOVEBITESのサウンドは日本のバンド特有の音像(中音域の密度が高い)から脱却し、欧州のパワー・メタル特有のクリアで分離の良い、ダイナミックレンジの広い音像を獲得した。

3.2 1stアルバムと初の海外公演

2017年10月25日、初のフルアルバム 『Awakening from Abyss (アウェイクニング・フロム・アビス)』を発表。「Shadowmaker (シャドウメイカー)」 や 「The Hammer of Wrath (ザ・ハンマー・オブ・ラス)」といった楽曲は、ツインギターの劇的な展開とアサミ (Asami)の力強いボーカルが融合したバンドの代表曲となり、国内外のメタルファンに衝撃を与えた。

特筆すべきは、アルバムデビュー直後の2017年末に、早くもロンドン (London) での海外公演を行った点である。これはLOVEBITESの視線が当初から日本国内に留まらず、メタルの本場であるイギリスやヨーロッパに向けられていたことを如実に示している。JPU Records (ジェーピーユー・レコード)との提携により、海外でのCD流通網も早期に確立された。

4. 黄金の賞とフェスティバル・サーキット (2018)

2018年、LOVEBITES (ラヴバイツ)の名は世界のメタルシーンに轟くこととなる。

4.1 Metal Hammer Golden Gods Award 受賞

同年6月11日、ロンドンのIndigo at The O2 (インディゴ・アット・ジ・オーツー)で開催された英国の権威ある音楽賞 『Metal Hammer Golden Gods Awards 2018 (メタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズ・アワード)』において、LOVEBITES (ラヴバイツ) は 「Best New Band (ベスト・ニュー・バンド)」を受賞した。これは日本の女性バンドとして史上初の快挙であり、Sleep Token (スリープ・トークン) やConjurer (コンジャラー) といった欧米の有望株を抑えての勝利であった。この受賞は、LOVEBITESが単なる「日本のサブカルチャー」の一部ではなく、真正なヘヴィメタル・アクトとして認知された瞬間であった。

4.2 Wacken Open Air と Bloodstock への出演

受賞の勢いを駆って、LOVEBITESは欧州の主要メタルフェスティバルへの出演を果たした。

  • Wacken Open Air (ヴァッケン・オープン・エア) (ドイツ): 世界最大級のメタルフェスにおいて、日本人女性バンドとして初出演を果たした。
  • Bloodstock Open Air (ブラッドストック・オープン・エア) (イギリス): 8月10日、Ronnie James Dio Stage (ロニー・ジェイムス・ディオ・ステージ)に出演。当初はより小さなステージでの演奏が想定されていたが、注目度の高さからメインステージの一つへと昇格した経緯がある。「Shadowmaker」や「Above The Black Sea」の演奏は現地の観衆を熱狂させ、YouTubeで公開されたライブ映像は数十万回の再生を記録した。

同年12月には2ndアルバム 『Clockwork Immortality (クロックワーク・イモータリティ)』をリリース。前作以上にシンフォニックな要素を取り入れつつ、「Rising (ライジング)」のような疾走曲ではバンドの結束力を高らかに歌い上げ、その音楽的成熟を見せつけた。

5. 世界への浸透とパンデミックの壁 (2019-2020)

5.1 DragonForce (ドラゴンフォース)との帯同とDownload Festival

2019年、LOVEBITES (ラヴバイツ)はその活動規模をさらに拡大させた。英国のパワー・メタル・バンド、DragonForce (ドラゴンフォース) のUKツアーにサポートアクトとして帯同。高速演奏をトレードマークとするDragonForce (ドラゴンフォース)のファン層はLOVEBITES (ラヴバイツ)と親和性が高く、このツアーは新たなファンベースの開拓に大きく貢献した。

また、同年6月には英国のDownload Festival (ダウンロード・フェスティバル)、ベルギーのGraspop Metal Meeting (グラスポップ・メタル・ミーティング)に出演。Download Festival (ダウンロード・フェスティバル)では、アサミ (Asami) がHalestorm (ヘイルストーム)のステージに飛び入り参加し、バンド名の由来となった楽曲「Love Bites (So Do I)」 をリジー・ヘイル (Lzzy Hale) と共に熱唱するという象徴的な出来事があった。

5.2 Electric Pentagram (エレクトリック・ペンタグラム)とオリコン・トップ10

2020年1月、3rdアルバム 『Electric Pentagram (エレクトリック・ペンタグラム)』をリリース。タイトルは5人のメンバーが結束して形成する五芒星を意味し、バンド史上最もヘヴィで攻撃的な作品となった。「Thunder Vengeance (サンダー・ヴェンジェンス)」のスラッシュ・メタル的なリフや、「Golden Destination (ゴールデン・デスティネイション)」のアンセム性は高く評価され、オリコン週間チャートで自身最高(当時)の9位を記録した。

5.3 パンデミック下での活動

しかし、世界的なCOVID-19パンデミックの発生により、予定されていたツアーは中止や延期を余儀なくされた。これに対しバンドは、2020年2月21日にZepp DiverCity (Zeppダイバーシティ東京)で行われたライブを収録した映像作品『Five of a Kind - Live in Tokyo 2020 (ファイヴ・オブ・ア・カインド)』を7月にリリース。さらに同年12月には、観客を入れずにスタジオで行ったライブパフォーマンス 『Awake Again - Live from Abyss (アウェイク・アゲイン)』を発表するなど、映像作品を通じてファンとの繋がりを維持した。

2021年3月にはミニアルバム『Glory, Glory, to the World (グローリー、グローリー、トゥ・ザ・ワールド)』をリリース。収録曲「Winds of Transylvania (ウィンズ・オブ・トランシルヴァニア)」は押井守総監督のアニメ『ぶらどらぶ (Vlad Love)』のオープニングテーマに起用され、アニメファン層へのリーチも果たした。

6. 創設者ミホ (Miho) の脱退と活動休止 (2021)

バンドが順風満帆に見えた2021年8月17日、衝撃的なニュースが世界を駆け巡った。バンドの創設者でありリーダー、サウンドの核を担っていたベーシストのミホ (Miho) が脱退を発表したのである。

ミホ (Miho) は声明の中で、「LOVEBITES (ラヴバイツ)を離れることは苦渋の決断だった」としつつも、「環境を変えて一人のミュージシャンとして自分を見つめ直したい」という意向を表明した。Iron Maiden (アイアン・メイデン)のスティーヴ・ハリス (Steve Harris) を敬愛し、指弾きによる強力なギャロップ・ビートでバンドの屋台骨を支えていた彼女の離脱は、バンドの存続自体を危ぶませる深刻な事態であった。これに伴い、バンドは一時的な活動休止(ハイアタス)を宣言した。

同年12月、残されたメンバーは「第一章の完結」としてベストアルバム 『In The Beginning - The Best of 2017-2021 (イン・ザ・ビギニング)』をリリース。ここには、ミホ (Miho) 在籍時に録音された最後の未発表曲「Nameless Warrior (ネームレス・ウォーリアー)」が収録された。アサミ (Asami) が作詞したこの楽曲は、別れの痛みを乗り越え、名前なき戦士として戦い続ける決意を歌ったものであり、バンドの不屈の意志を示すものであった。

7. 復活と新体制: The Incarnation (2022-2023)

7.1 ベーシスト・オーディションとFami (ファミ)の加入

約1年の沈黙を破り、バンドは2022年春に新ベーシスト公募オーディション 「The Incarnation (ジ・インカーネーション)」を開始した。世界中からの応募者の中から選ばれたのは、弱冠20歳のベーシスト、Fami (ファミ)であった。

Fami (ファミ)は加入前から自身のYouTubeチャンネルで活動しており、65万人以上の登録者を持つインフルエンサーでもあった。彼女のプレイスタイルは、スラップ奏法やタッピングを多用するモダンでテクニカルなものであり、ミホ(Miho) の正統派スタイルとは対照的であった。しかし、メンバーは彼女の若き才能と経験、そして何よりヘヴィメタルへの情熱を高く評価し、2022年10月に正式加入を発表した。

7.2 Judgement Day (ジャッジメント・デイ)での完全復活

新体制となったLOVEBITES (ラヴバイツ)は、2023年2月22日に4thアルバム 『Judgement Day (ジャッジメント・デイ)』をリリース。タイトル曲や 「Stand And Deliver (Shoot 'em Down)」などで聴けるサウンドは、従来のパワー・メタルに加え、Fami (ファミ)のベースによるグルーヴ感が加味され、より強靭かつ現代的に進化したものであった。本作はオリコン週間アルバムランキングおよびBillboard Japan Hot Albumsでバンド史上最高位となる5位を記録し、ファンの不安を払拭する大成功を収めた。

2023年3月には東京・EXシアター六本木 (EX Theater Roppongi) にて復活ライブ 「We Are The Resurrection」を開催。チケットは即日完売し、その模様は後にライブ作品 『Knockin' at Heaven's Gate (ノッキン・アット・ヘヴンズ・ゲイト)』としてリリースされた。

8. 世界ツアーと武道館への道 (2024-Present)

8.1 The Thin Line Between Love and Hate World Tour

2024年、LOVEBITES (ラヴバイツ)は自身最大規模となるワールドツアー 「The Thin Line Between Love and Hate World Tour」を敢行した。このツアーは、日本国内のみならず、欧州、米国、アジアを網羅するものであった。

  • 欧州(Europe): 6月から7月にかけて、Hellfest (ヘルフェスト) [フランス]、Resurrection Fest (レザレクション・フェスト) [スペイン]、Rock Imperium Festival (ロック・インペリウム・フェスティバル) [スペイン] といった大規模フェスに出演。Hellfest (ヘルフェスト)では6月28日のメインステージの一つに出演し、数万人の観衆を前に堂々たるパフォーマンスを披露した。
  • 米国 (USA): 9月にはアトランタで開催されたProgPower USA (プログパワー・ユーエスエー)に出演後、「Eternal Phenomenon Tour US」 としてダラス (Dallas) やロサンゼルス (Los Angeles) を巡るヘッドラインツアーを行った。
  • 日本(Japan): 9月1日には東京ガーデンシアター (Tokyo Garden Theater) にて「Memorial for the Warrior Souls」 と題した公演を開催。この模様は2025年3月5日リリースの映像作品『No More Tragedy (ノー・モア・トラジディ)』に収録された。

8.2 武道館公演の決定

そして、バンドは次なる大きな目標として、2026年3月29日に日本武道館 (Nippon Budokan) での単独公演 「LIVE AT BUDOKAN」を行うことを発表した。日本のロックバンドにとって聖地とされる武道館への到達は、LOVEBITES (ラヴバイツ)が名実ともに日本のトップ・メタルバンドとしての地位を確立したことを意味する。

8.3 OUTSTANDING TOUR 2026とFami (ファミ) のソロEP

2026年8月26日、ベーシストのFami (ファミ) がソロEP『箱庭』をビクターエンタテインメントから発表した。2021年に高校卒業を記念してクラウドファンディングで自主制作した『卒業アルバム』以来およそ5年ぶり、LOVEBITES (ラヴバイツ) 加入後としては初のソロ作品である。Fami (ファミ) はベースとヴォーカルの両方を担い、表題曲「箱庭アフォーダンス」を含む3曲の作詞・作曲とベース・インストゥルメンタル1曲を手がけ、ボカロPのナユタン星人が本作のために書き下ろした「スラップ星人」も収めた。全6曲が生バンドで録音されている。

5thアルバム『Outstanding Power』に続き、バンドは2026年8月29日のZepp Fukuokaを皮切りに全国ツアー「LOVEBITES - OUTSTANDING TOUR - JAPAN 2026」を行い、広島、名古屋、大阪、札幌、仙台、金沢、新潟を経て、9月25日・26日のZepp Haneda (TOKYO) 2日間まで全10公演を回った。続く東南アジア公演「LOVEBITES - OUTSTANDING TOUR - SEA 2026」では、10月2日にシンガポールのEsplanade Annexe Studio、3日にバンコクのBantadthong Art Space、4日にクアラルンプールのZepp Kuala Lumpurで演奏した。さらに、10月24日のぴあアリーナMM「FULL METAL JAPAN 2026 - POWERED BY WACKEN」DAY 1への出演 (MICHAEL SCHENKER GROUP、STRATOVARIUS、VANDENBERGらと同日) も発表されている。

9. メンバー詳細プロフィールと音楽的影響

現在のメンバー

メンバー名 担当 生年月日 出身地 背景・スタイル
Asami
(アサミ)
Vocal 7月10日 **** 2歳から16年間クラシックバレエを経験し、渡米してジャズダンスやヒップホップを学ぶ。帰国後はVAMPSやUVERworldのコーラスとして活動. ヘヴィメタルのバックグラウンドを持たないことが逆に功を奏し、中音域の太さとソウルフルな表現力を持つ独自の歌唱スタイルを確立。英語の発音には定評があり、歌詞のほとんどを英語で手掛ける。
Midori
(ミドリ)
Guitar 5月28日 大阪 [アグレッシブな速弾き]
MI JAPAN (Musicians Institute Japan)卒業生。元・激情★めたりっちぇ。Kiko Loureiro (キコ・ルーレイロ)やNuno Bettencourt (ヌーノ・ベッテンコート)に影響を受けたテクニカルなプレイが特徴。ステージ上での激しいアクションと、攻撃的なレガートやタッピングを駆使したソロを担当することが多い。
Miyako
(ミヤコ)
Guitar / Keyboard 4月5日 大阪 [旋律の構築者]
3歳からクラシックピアノを学び、ギターは高校から始める。元・A Drop of Joker. Ritchie Blackmore (リッチー・ブラックモア) やDissection (ディセクション)に影響を受ける。バンドの作曲の要であり、メロディアスで構築的なギターソロや、ピアノを導入したシンフォニックなアレンジを担当。ライブではギターとキーボードを頻繁に切り替える。
Haruna
(ハルナ)
Drums 12月30日 静岡 [バンドのエンジン]
13歳でドラムを開始。元・Destrose。小柄な体格からは想像できないパワーとスタミナで、ツーバスを駆使した高速ビートを叩き出す。Uli Kusch (ウリ・クッシュ)をフェイバリットに挙げ、メロディック・パワー・メタルの王道を行くドラミングスタイルを持つ。
Fami
(ファミ)
Bass 2002年生 日本 [新世代の超絶技巧]
2022年加入。加入時は20歳。自身のYouTubeチャンネル登録者数は65万人を超える。指弾きに加え、スラップやタッピングなどのモダンなテクニックを駆使し、従来のバンドサウンドにファンキーかつテクニカルな要素を加えた。

元メンバー

メンバー名 担当 在籍期間 出身地 背景・スタイル
Miho
(ミホ)
Bass 2016-2021 静岡 [創設者にして鉄の女]
バンドの創設者。元・Destrose リーダー。Steve Harris (スティーヴ・ハリス)を敬愛し、ピックを使わない指弾きスタイルで強烈なアタック音とギャロップ・ビートを生み出した。バンドの初期コンセプトと方向性を決定づけた人物。脱退後はLustQueenなどで活動。

10. Conclusion

LOVEBITES (ラヴバイツ)は、日本の「ガールズ・メタル」というジャンル的特異性を入り口としながらも、徹底した実力主義と正統派ヘヴィメタルへの敬意によって、そのレッテルを自ら剥がし去ることに成功した稀有なバンドである。

Destrose (デストローズ)の解散から生まれたこのバンドは、ミホ (Miho) という強力なリーダーを失う危機に直面しながらも、Fami (ファミ) という新たな才能を迎えることで、より強固で現代的な「第二章」へと進化を遂げた。ロンドンのGolden Godsでの受賞、WackenやDownload といった聖地での熱演、そして2026年の日本武道館公演の発表という軌跡は、LOVEBITESが単なる一過性のブームではなく、世界的なメタル・シーンにおける恒久的なプレイヤーとして認知されたことを証明している。

白い衣装を身に纏った5人の狼たちは、言葉や国境の壁を超え、ヘヴィメタルという共通言語で世界を統べる 「Golden Destination (黄金の目的地)」へと、今もなお疾走を続けている。