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ARTIST
Lionsheart
LINER NOTES
LANGUAGE
『Lionsheart』は、スティーヴ・グリメットの伸びやかなハイトーンを中心に、太いリフとドラマティックなメロディを組み合わせた1992年発表のデビュー作だ。バンドは1990年、イングランド南部のニュー・フォレストで双子のマーク&スティーヴ・オワーズ兄弟が立ち上げた。ドラムのアンソニー・クリスマスと鍵盤のグレアム・コレットを加えた彼らが、その歌声に惚れ込んで招いたのがグリメットである。彼はグリム・リーパーとオンスロートを経てここへ来た。
録音はブラック・バーン・スタジオ、ロビン・ブラックの助力を得た。レーベルはミュージック・フォー・ネイションズ。英国らしい正統派メタルの骨格を保ちながら、曲にはブルージーなハード・ロックの温度もある。強く歌えるコーラスと、ギターが作る陰影が曲の感情を押し上げる。ところが発売前後にオワーズ兄弟が離脱し、長い法廷闘争へ発展する。ニック・バーとザック・バジョンを迎えた新編成はマグナムの前座に立った。本国と米国の反応は乏しかったが、欧州では相応の成功を収め、日本では一気に主役級の扱いを受けることになる。グランジ全盛の空気を無視し、ギター主体のメロディック・ハードを堂々と鳴らしたことが、かえって支持を呼んだ。日本盤には“In the Night”が追加されている。
TRACK LIST
- 1.Had Enough
- 2.World of Pain
- 3.Ready or Not
- 4.So Cold
- 5.Can't Believe
- 6.Portrait
- 7.Living in a Fantasy
- 8.Stealer
- 9.All I Need
- 10.Have Mercy
- 11.Going Down
- 12.Good Enough