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ARTIST
One More Light
LINER NOTES
LANGUAGE
『One More Light』は、LINKIN PARKがヘヴィなギターの比重を下げ、エレクトロニック・ポップとR&B的なリズムを前面に出した第7作だ。プロデュースはブラッド・デルソンとマイク・シノダが手掛けた。音の密度は軽くなっているが、歌詞とヴォーカルには不安、喪失、つながりを求める感情が強く残る。従来の攻撃性を期待すると意外に感じるかもしれないが、ここで重視されているのは心の近さとメロディの伝達力だ。
“Heavy”はキアラを迎えた繊細なポップ・ソングで、“Talking to Myself”“One More Light”も感情的な深みを持つ。バンドが変化を恐れず、よりむき出しの感情へ向かった記録として聴きたい。“Sharp Edges”のようなアコースティックな楽曲や、“Good Goodbye”のヒップホップ的な要素まで、アルバムは幅広い表現を試みている。ポップへの大胆な接近は賛否を呼んだが、バンドはむき出しの感情を優先した。本作は米ビルボード200で初登場1位を獲得した。しかしリリースの約2か月後、2017年7月にチェスター・ベニントンが急逝し、本作はオリジナル編成による最後の作品となった。静かな曲ほど深く残る、感情豊かな一枚である。
TRACK LIST
- 1.Nobody Can Save Me
- 2.Good Goodbye
- 3.Talking To Myself
- 4.Battle Symphony
- 5.Invisible
- 6.Heavy
- 7.Sorry For Now
- 8.Halfway Right
- 9.One More Light
- 10.Sharp Edges