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ARTIST
Led Zeppelin III
LINER NOTES
LANGUAGE
『Led Zeppelin III』は、LED ZEPPELINが電気的な爆発力を保ちながら、アコースティック楽器とフォークの感触へ深く踏み込んだ第3作である。きっかけは、ジミー・ペイジとロバート・プラントがウェールズの人里離れた山荘ブロン・イ・アーで過ごした時間だった。電気も水道もない18世紀の小屋で書かれた曲が、作品の方向を決めている。録音はヘッドリー・グレンジ、アイランド、オリンピックの各スタジオで行われ、エンジニアはアンディ・ジョンズ。ペイジは仕上げたマスターをメンフィスのアーデント・スタジオへ持ち込み、自ら盤を切らせた。
“Immigrant Song”の短く鋭い突進は1970年6月のレイキャヴィク公演から生まれ、“Friends”の変則的な響き、“Since I've Been Loving You”の粘るブルースが続く。“Gallows Pole”は古い民謡を段階的に熱へ変え、“Tangerine”と“That's The Way”は繊細な旋律に静かな陰影を与える。最後の“Hats Off To (Roy) Harper”はブッカ・ホワイトのブルースを崩した異形の終曲だ。ザクロンが手がけた回転盤入りのジャケットも含め、本作は説明を拒んでいる。当時の批評は冷ややかだったが、作品は全米・全英ともに1位へ達した。ハード・ロックの定義を狭めるのでなく、その外側へ音楽を広げた一枚である。
TRACK LIST
- 1.Immigrant Song
- 2.Friends
- 3.Celebration Day
- 4.Since I've Been Loving You
- 5.Out On The Tiles
- 6.Gallows Pole
- 7.Tangerine
- 8.That's The Way
- 9.Bron-Y-Aur Stomp
- 10.Hats Off To (Roy) Harper