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ARTIST
Fourteen
LINER NOTES
LANGUAGE
『Fourteen』は、LAST AUTUMN’S DREAMが得意とする北欧メロディック・ロックの優しさと、少しの哀愁を丁寧に描いた作品だ。ミカエル・アーランドソンの温かい歌と、鍵盤を含む滑らかなアレンジが、曲ごとに落ち着いた高揚感を生む。
“Love Again”“I Don’t Wanna Wait”などは、派手さよりもメロディが自然に心に残ることを大切にしている。速い曲にもバラードにも、長年積み重ねてきた職人的な安定感がある。季節の変わり目の空気のような、柔らかく親しみやすいAOR作品だ。
ここで大切なのは、目立つリフやサビだけでなく、音の重さ、リズムの呼吸、歌の表情が曲順の中でどう変化するかである。各パートは単独で主張するためではなく、次のメロディや感情の高まりを強く聞かせるために置かれている。
音量を上げれば低域の圧力や細かなアタックが見え、繰り返し聴けばアレンジの余白とフレーズの受け渡しが浮かび上がる。作品全体を通して聴くことで、単曲では見えにくい緊張と解放の流れもはっきり感じられる。
こうした細部が、楽曲ごとの個性を保ちながら一枚のまとまりへ結び付けている。強さだけでなく、旋律と音色の陰影まで味わえることが、このアルバムを長く聴き返したくなる理由である。
TRACK LIST
- 1.Rise An' Shine
- 2.Go!
- 3.Siren
- 4.I Don't Wanna Wait
- 5.Shadows of the Night
- 6.Turn It Up
- 7.Let the Curtain Fall
- 8.Wouldn't U Like
- 9.Get Them All
- 10.Walkin' Talkin' Miracle
- 11.Love Again