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ARTIST
Ram It Down
LINER NOTES
LANGUAGE
『Ram It Down』は、JUDAS PRIESTが重いギター・リフ、高速のドラム、そしてロブ・ハルフォードの鋭い高音を、再び前面へと押し出した第11作だ。前作『Turbo』の電子的な質感も一部残しながらも、曲の核には、伝統的なヘヴィ・メタルの切れ味が力強く戻ってきている。より攻撃的なメタルへの回帰を示した一枚である。
冒頭を飾る表題曲“Ram It Down”の直進的な推進力、“Heavy Metal”の高揚、“Hard as Iron”の攻撃性、そして“Blood Red Skies”の劇的な広がりまで、アルバムは複数の力強い表情を見せている。チャック・ベリーの“Johnny B. Goode”の意外なカヴァーも、バンドの遊び心を伝えている。
次作『Painkiller』の圧倒的な攻撃性を、すでにその内に予感させるような、力強さと速度感が本作の魅力だ。実験期を経て、バンドが自らの原点である硬派なヘヴィ・メタルへと、力強く舵を切り直している。“Love Zone”“Come and Get It”のような曲でも、重いリフと高速のドラムが結び付いている。電子的な質感と伝統的な切れ味が同居する、過渡期らしい一枚だ。過渡期にありながらも、確かな攻撃性と推進力を備えた、力強いヘヴィ・メタル作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Ram It Down
- 2.Heavy Metal
- 3.Love Zone
- 4.Come and Get It
- 5.Hard as Iron
- 6.Blood Red Skies
- 7.I'm a Rocker
- 8.Johnny B. Goode
- 9.Love You to Death
- 10.Monsters of Rock