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ARTIST
Fear of the Dark
LINER NOTES
LANGUAGE
『Fear of the Dark』は、IRON MAIDENが従来の疾走感を残しつつ、より暗く硬いリフと、緊張感あふれる曲調へと踏み込んだ第9作だ。スティーヴ・ハリスのベースは曲を強く押し出し、ツイン・ギターは、恐怖や不安を描き出すように、フレーズを幾重にも重ねていく。ブルース・ディッキンソンが、本作を最後に一度バンドを離れることになった、一つの時代の区切りとなる作品である。
ライヴでの大合唱でも知られる表題曲“Fear of the Dark”の大きなメロディをはじめ、疾走する“Be Quick or Be Dead”、重厚な“Afraid to Shoot Strangers”、そして“From Here to Eternity”“Wasting Love”まで、収録曲はライヴで大きく広がる力を持っている。
暗く不穏な空気感と、MAIDENらしい壮大なメロディとが、独特のバランスで同居している点が本作の魅力だ。この時期ならではの、やや荒削りな質感も、作品に生々しい説得力を与えている。“Childhood's End”“Judas Be My Guide”のような曲でも、硬いリフと不穏なメロディが結び付いている。ブルース・ディッキンソンの歌が、作品全体に切実な輪郭を与えた、一つの時代を締めくくる重要な一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Be Quick Or Be Dead
- 2.From Here To Eternity
- 3.Afraid To Shoot Strangers
- 4.Fear Is the Key
- 5.Childhood's End
- 6.Wasting Love
- 7.The Fugitive
- 8.Chains of Misery
- 9.The Apparition
- 10.Judas Be My Guide
- 11.Weekend Warrior
- 12.Fear of the Dark