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ARTIST
Lunar Strain
LINER NOTES
LANGUAGE
『Lunar Strain』は、IN FLAMESが、デス・メタルの、あの鋭い攻撃性へと、北欧民謡的な、美しい旋律と、アコースティックな、繊細な陰影とを重ね合わせ、後の、あのメロディック・デス・メタルの、確かな輪郭を、早くも描いてみせた、鮮烈なデビュー作だ。この時期のヴォーカルは、後にダーク・トランキュリティで知られる、ミカエル・スタンネが担当している。まだ荒削りながらも、そこには、すでに、バンド独自の、確かな音楽的個性が、はっきりと宿っている。
冒頭を飾る、疾走する名曲“Behind Space”の力強さ、そして表題曲“Lunar Strain”のドラマ性、さらに“Starforsaken”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Dreamscape”、そして、伝統的な民謡をカヴァーした“Hårgalåten”のような曲も、作品の独自性を伝えている。荒いリフの間から、ふと現れる、美しく叙情的なフレーズが、単なる暴力性とは、全く異なる、冷たく美しい叙情を生み出している。
激しいパートと、静かなアコースティック・ギターとの、その繊細な接続にも、若いバンドならではの、粗削りで、力強い熱量が、しっかりと残されている一枚だ。イエテボリ・シーンから登場した、この新たな才能は、後に、ジャンルそのものを代表するバンドへと、大きく成長していく。メロディック・デス・メタルの、その黎明期を告げる、力強く意欲的な名デビュー作と言える。バンドの原点がここにある。
TRACK LIST
- 1.Behind Space
- 2.Lunar Strain
- 3.Starforsaken
- 4.Dreamscape
- 5.Everlost, Pt. 1
- 6.Everlost, Pt. 2
- 7.Hårgalåten
- 8.In Flames
- 9.Upon an Oaken Throne
- 10.Clad in Shadows