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ARTIST
Head Games
LINER NOTES
LANGUAGE
『Head Games』は、FOREIGNERが洗練されたメロディ感覚を保ちながら、より硬質で攻撃的なアリーナ・ロックへ踏み込んだ作品だ。ミック・ジョーンズのギターは簡潔ながら切れ味のあるリフで曲を組み立て、ルー・グラムの力強い歌声が大きな会場を一気に満たすような輪郭を与える。鍵盤の彩りは過度に前へ出ず、リズム隊と共にリフとコーラスの迫力を支えるために機能している。
“Dirty White Boy”は荒々しい推進力を前面に出し、“Head Games”は重いフックと緊張感を重ね、“Love on the Telephone”や“Women”ではバンドのポップな構成力が自然に発揮される。どの曲も長い説明を必要とせず、イントロからサビまでの導線が明快で、ロックの強さと親しみやすさが高い水準で結び付いている。甘くなり過ぎないメロディ、力強く締まった演奏、そして少し冷たい空気感が同居する本作は、70年代末のFOREIGNERがアメリカン・ハード・ロックの王道を自分たちの言葉で鳴らした代表的な一枚である。サウンドの隙間まで計算された演奏は、ラジオから流れても大舞台で鳴っても輪郭を失わず、楽曲の強さをより際立たせている。
TRACK LIST
- 1.Dirty White Boy
- 2.Love on the Telephone
- 3.Women
- 4.I'll Get Even with You
- 5.Seventeen
- 6.Head Games
- 7.The Modern Day
- 8.Blinded by Science
- 9.Do What You Like
- 10.Rev on the Red Line