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ARTIST
Atomic Generation
LINER NOTES
LANGUAGE
『Atomic Generation』は、FMが英国メロディック・ロックの品の良さと、ブルースを含んだハード・ロックの手触りを自然に結び付けた第11作だ。スティーヴ・オーヴァーランドの滑らかな歌声と、ジム・カーカパトリックのギターが、力まずに大人の高揚感を生む。リズムは軽快でも薄くならず、厚いコーラスと端正な鍵盤が、各曲へ明るい見通しを与えている。
“Black Magic”“Too Much of a Good Thing”“Killed by Love”などは、覚えやすいサビと軽やかなビートで進むが、演奏には余裕と細かな陰影がある。80年代的なAORの魅力を備えながら、単なる再現にはならないのは、歌とグルーヴの間に成熟した間合いがあるからだ。ギター・ソロも主張しすぎず、メロディを次の場面へ運ぶ役割を果たす。
華やかなフックを楽しむだけでなく、曲間の温度差やコーラスの重ね方に耳を向けると、アルバム全体の流れがより豊かに感じられる。FMがメロディを大切にするバンドであることを、軽快さと深みの両方で示した端正な一枚である。
TRACK LIST
- 1.Black Magic
- 2.Too Much of a Good Thing
- 3.Killed by Love
- 4.In It for the Money
- 5.Golden Days
- 6.Playing Tricks on Me
- 7.Make the Best of What You Got
- 8.Follow Your Heart
- 9.Do You Love Me Enough
- 10.Stronger
- 11.Love is the Law