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ARTIST
The Evil Divide
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Evil Divide』は、DEATH ANGELが前作で確立した現代的なスラッシュを、さらに引き締まった形でまとめた第8作だ。マーク・オゼグエダとロブ・カヴェスタニー、テッド・アギラー、ダミアン・シソン、ウィル・キャロルという安定した編成で制作された。プロデュースは引き続きジェイソン・スーコフ。速い曲では鋭いリフが次々に切り替わり、少しテンポを落とした場面ではメロディとヴォーカルの表情が際立つ。
“The Moth”“Father of Lies”では、猛烈な疾走と重いリフが交錯する。攻撃的でありながら、曲の中に光と影が同居するのがこのバンドらしさだ。ただ暴走するだけでなく、フックや展開、演奏の対話が丁寧に積み上げられている。目立つリフやサビだけでなく、音の重さやリズムの呼吸が曲順の中でどう変化するかにも、このバンドの妙味がある。“Hell to Pay”“The Electric Cell”のような楽曲では、複雑な展開と力強いフックが結び付いている。安定したラインナップによる演奏は、緊密で密度が高い。知性と勢いを両立させた本作は、円熟期のDEATH ANGELがなお鋭い牙を保っていることを鮮やかに示す一枚である。
TRACK LIST
- 1.The Moth
- 2.Cause For Alarm
- 3.Lost
- 4.Father Of Lies
- 5.Hell To Pay
- 6.It Can't Be This
- 7.Hatred United, United Hate
- 8.Breakaway
- 9.The Electric Cell
- 10.Let The Pieces Fall