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ARTIST
The Gallery
LINER NOTES
LANGUAGE
『The Gallery』は、DARK TRANQUILLITYが荒々しいデス・メタルの質感と、寂寥感に満ちたギター・メロディを精密に結び付け、ヨーテボリ・メロディック・デスの一つの理想形を示した第2作だ。本作からミカエル・スタンネがヴォーカルを担い、その咆哮は冷たい音像の中で確かな感情の熱を残している。ニクラス・スンディンとフレドリク・ヨハンソンのギターが生む旋律の応酬は本作の生命線であり、荒々しさと美しさを同居させるバンドの方法論をここで完成させた。ツイン・ギターが織りなす叙情的なハーモニーと攻撃的なリフの融合は、以後このジャンルの規範となった。
代表曲“Punish My Heaven”の疾走感、荘厳な表題曲“The Gallery”、静と動を大きく振幅させる“Lethe”“Silence, and the Firmament Withdrew”など、速い曲でも旋律の輪郭が失われず、キーボードとギターのレイヤーが深い空間を作り上げる。終盤の“Mine Is the Grandeur...”から“...of Melancholy Burning”へと続く流れも印象深い。メロディと激しさが対等に共存する構築美は、シーン全体に決定的な影響を与えた。メロディック・デス・メタルの歴史を語るうえで欠かせない、記念碑的な名盤である。
TRACK LIST
- 1.Punish My Heaven
- 2.Silence, and the Firmament Withdrew
- 3.Edenspring
- 4.The Dividing Line
- 5.The Gallery
- 6.The One Brooding Warning
- 7.Midway Through Infinity
- 8.Lethe
- 9.The Emptiness from Which I Fed
- 10.Mine Is the Grandeur...
- 11....of Melancholy Burning