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ARTIST
Chickenfoot III
LINER NOTES
LANGUAGE
『Chickenfoot III』は、2011年9月27日に出た第2作である。第3作ではない。題は冗談で、チャド・スミスは『IV』を推したが、結局IIIに落ち着いた。サミー・ヘイガーは「仮題だが、絶対このまま定着する」と言い、そのとおりになった。公式発表がわざわざ「IVではない」と断らねばならないほど噂が先行していたわけである。プロデュースはマイク・フレイザー——デビュー作をアンディ・ジョンズから引き継いで完成させた、その人物だ。録音は2011年1月29日に始まり、北米はeOne、その他はearMUSICから3D仕様の装丁で出た。ジョー・サトリアーニはヘイガーにこう持ちかけたという。あなたの声にはまだ録音されたことのない陰影がある、違う歌い方を聴かせてほしい。ヘイガーの返答は、いいだろう、ただし君も何か新しいことをやれ、サトリアーニとしてではなくこのバンドの一部として弾け、だった。
全10曲。“Three and a Half Letters”の詞は、生活に苦しむファンからヘイガー宛に届いた手紙の文面をほぼそのまま使っている。主題は経済で、パーティ男として知られる彼にしては異例に政治的だ。“Come Closer”では手順が逆転した。ヘイガーが先に詞を書き、サトリアーニがそれに合わせて曲を付けている。“Up Next”は死を扱い、“Different Devil”はナッシュヴィルの気配、“Something Going Wrong”はデルタ・ブルースの手触りで幕を引く。隠しトラックとして“No Change”。そしてスミスはこの作品を担いでツアーに出られなかった。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作が8月30日に出たためで、代わりにケニー・アロノフが座った。以後バンドは静かなままである。
TRACK LIST
- 1.Last Temptation
- 2.Alright, Alright
- 3.Different Devil
- 4.Up Next
- 5.Lighten Up
- 6.Come Closer
- 7.Three and a Half Letters
- 8.Big Foot
- 9.Dubai Blues
- 10.Something Going Wrong