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ARTIST
Criteria for a Black Widow
LINER NOTES
LANGUAGE
『Criteria for a Black Widow』は、ANNIHILATORが、切り刻むような鋭いリフ、急転する劇的な展開、そして緻密なギター・ワークを駆使し、緊張感の極めて高いスラッシュ・メタルを作り上げた作品だ。デビュー作『Alice in Hell』のヴォーカリスト、ランディ・ランページが復帰したことでも、ファンの間で話題となった。曲は、技巧的でありながらも、その重心は、常にヘヴィなグルーヴと、攻撃的な推進力に、しっかりと置かれている。
冒頭“Bloodbath”の攻撃性、表題曲“Criteria for a Black Widow”のドラマ性、そして“Back to the Palace”“Sonic Homicide”のような曲まで、収録曲は、初期の狂気を思わせる、鋭い緊張感に満ちている。デビュー作の続編とも言える“Schizos (Are Never Alone) Part 3”も収録されている。細かなフレーズの応酬と、大きくうねるリズムとの対比が、アルバムを、実に刺激的なものにしている。
初期のクラシックな作風への、原点回帰的な要素も持ちつつ、90年代を経て円熟した、確かな演奏力を示している点が本作の魅力だ。知性と、荒々しさとが、真正面から拮抗する、ANNIHILATORらしい一枚だ。ランページの復帰も相まって、往年のファンを喜ばせた、力強く充実したスラッシュ・メタル作品と言える。緊張感に満ちた一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Bloodbath
- 2.Back to the Palace
- 3.Punctured
- 4.Criteria for a Black Widow
- 5.Schizos (Are Never Alone) Part 3
- 6.Nothing Left
- 7.Loving the Sinner
- 8.Double Dare
- 9.Sonic Homicide
- 10.Mending