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ARTIST
Am Universum
LINER NOTES
LANGUAGE
『Am Universum』は、AMORPHISが、ヘヴィなギターを、その基盤としながらも、キーボード、サックス、そしてクリーン・ヴォーカルを、極めて広く取り入れた、意欲的な第5作だ。もはや、特定のジャンルの枠に収まることよりも、楽曲が作り出す、独特の空気と、その豊かな流れとが、何よりも重視されている。サイケデリックで、プログレッシヴな要素が、より色濃く打ち出された、実験的な内容となっている。パシ・コスキネンの歌が、その世界観を、深く彩っている。
冒頭を飾る、力強い名曲“Alone”の推進力、そして“Goddess”のドラマ性、さらに“The Night Is Over”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Crimson Wave”“Forever More”のような曲も、作品の充実を伝えている。暗く、重厚な質感の中にも、開放的で、美しい場面があり、聴き進めるほどに、その色彩が、豊かに増していく。
過去の、あのデス・メタル的な重さを、決して完全には捨て去ることなく、より広く、自由な表現へと、力強く進んでみせた、重要な転換点となる一枚だ。サックスの導入など、その大胆な実験精神が、作品に、唯一無二の個性を与えている。AMORPHISの、飽くなき探究心を示した、聴き応えのある意欲作と言える。バンドの幅広さが光る一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Alone
- 2.Goddess
- 3.The Night Is Over
- 4.Shatters Within
- 5.Crimson Wave
- 6.Drifting Memories
- 7.Forever More
- 8.Veil of Sin
- 9.Captured State
- 10.Grieve Stricken Heart