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ARTIST
Tuonela
LINER NOTES
LANGUAGE
『Tuonela』は、AMORPHISが、ヘヴィなギターを、しっかりと残しながらも、静かで美しいキーボード、フォーク的な旋律、そして深く沈み込んだ、独特の空気感を、より強く打ち出した作品だ。前作『Elegy』での変化を、さらに推し進め、デス・メタルの残響から離れ、より多彩で、プログレッシヴな方向へと踏み込んでいる。力で押し切る場面よりも、音と音との、静かな間や、旋律の、豊かな余韻とで、じっくりと聴かせる場面が、格段に多くなっている。
冒頭“The Way”の力強い推進力、そして“Morning Star”のドラマ性、さらに、幻想的な表題曲“Tuonela”まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Nightfall”“Divinity”のような曲も、作品の充実を伝えている。パシ・コスキネンの、より表現力を増したクリーン・ヴォーカルが、作品に、独特の陰影を与えている。
暗いながらも、決して閉じ切ることのない、その豊かなサウンドは、聴き進めるほどに、細かく繊細な色彩を、次々と見せていく一枚だ。北欧的な、深い叙情性を、より成熟した、洗練されたアレンジで、見事に形にしている。AMORPHISが、その音楽的な深化を、力強く遂げた、聴き応えのある意欲作と言える。バンドの新たな一面が光る一枚だ。
TRACK LIST
- 1.The Way
- 2.Morning Star
- 3.Nightfall
- 4.Tuonela
- 5.Greed
- 6.Divinity
- 7.Shining
- 8.Withered
- 9.Rusty Moon
- 10.Summer's End