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ARTIST
Let There Be Rock
LINER NOTES
LANGUAGE
『Let There Be Rock』は、AC/DCがスタジオでの作り込みよりも、バンドが同じ部屋で鳴らす瞬間の熱を優先した第4作だ。アンガスとマルコム・ヤングのギターは太く鋭く噛み合い、フィル・ラッドの揺れないビートが全体を地面のように固定していく。彼らの原始的な爆発力が、これ以上ないほどむき出しになった一枚である。
ロックンロールの誕生を高らかに歌い上げる表題曲“Let There Be Rock”の祝祭感、“Bad Boy Boogie”の粘り、そして代表曲“Whole Lotta Rosie”の豪快さまで、曲は短いリフとボン・スコットの奔放な言葉で一気に走り抜ける。“Hell Ain't a Bad Place to Be”“Dog Eat Dog”のような曲も、初期AC/DCの生々しい熱量を伝えている。
過剰なほどの音圧と、一切の迷いのない演奏が、聴き手を否応なく巻き込んでいく。テクニックや洗練よりも、ロックンロールが持つ根源的なエネルギーを、最も純粋な形で提示した点が本作の魅力だ。“Overdose”“Go Down”のような曲でも、生々しい演奏と巨大なリフが、作品に一貫した爆発力を与えている。後の巨大な成功を支えることになる、AC/DCの原始的な強さを刻んだ、荒々しくも重要な名盤と言える。
TRACK LIST
- 1.Go Down
- 2.Dog Eat Dog
- 3.Let There Be Rock
- 4.Bad Boy Boogie
- 5.Problem Child
- 6.Overdose
- 7.Hell Ain't a Bad Place to Be
- 8.Whole Lotta Rosie