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ARTIST
W.E.T.
LINER NOTES
LANGUAGE
『W.E.T.』は、メロディック・ロックの経験豊かなミュージシャンたちが集まり、曲の強さを最優先した2009年11月発表のデビュー作だ。発端はフロンティアーズの代表セラフィーノ・ペルジーノで、ジャーニーを離れたジェフ・スコット・ソートに、ジャーニーの系譜にある純度の高いメロディック・ロックを歌わせたいと考えた。2008年、レーベルはワーク・オブ・アートのロバート・セールとエクリプスのエリック・モーテンソンに、6曲ずつ持ち寄るよう依頼している。当初の名は「Lost in the Shadows」だったが、誰も気に入らなかったという。
代わりに採られたW・E・Tは、三人の出自であるWork of Art、Eclipse、Talismanの頭文字である。曲の大半はモーテンソンとセールが書き、詞はソートが担当した。分厚いコーラス、磨かれたギター、感情を押し上げるヴォーカルが、どの曲にも大きな開放感を与えている。完成度の高い楽曲が並びながら、職人的な冷たさはない。“One Love”などのビデオでベースを弾いたのは、ソートのTALISMANでの盟友マルセル・ヤコブだった。撮影の約一か月後、彼はこの世を去っている。作品には追悼の献辞が添えられた。爽快さと哀愁が同居する、現代メロディック・ロックの基準点の一つといえる一枚だ。
TRACK LIST
- 1.Invincible
- 2.One Love
- 3.Brothers In Arms
- 4.Comes Down Like Rain
- 5.Running From The Heartache
- 6.I'll Be There
- 7.Damage Is Done
- 8.Put Your Money Where The Mouth Is
- 9.One Day At The Time
- 10.Just Go
- 11.My Everything
- 12.If I Fall