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ARTIST
Earth vs The Wildhearts
LINER NOTES
LANGUAGE
『Earth vs The Wildhearts』は、パンクの爆発力、メタルの重量感、ポップなフックを混ぜ合わせ、THE WILDHEARTSが強烈な個性を刻んだデビュー作だ。バンドの中心人物ジンジャーのソングライティングは、荒々しい衝動と驚くほど甘いメロディを、同じ曲の中で衝突させている。後年の完成されたイメージから逆算して聴くと粗さも見えるが、その未整理な部分こそが本作の大きな魅力になっている。
“Greetings from Shitsville”“TV Tan”“Suckerpunch”“My Baby Is a Headfuck”といった楽曲では、破壊的な勢いの中から思いがけないコーラスが飛び出してくる。“Everlone”“News of the World”“Drinking About Life”のような楽曲にも、バンドの確かなメロディ・センスが息づいている。“Shame on Me”“Loveshit”“The Miles Away Girl”のような楽曲にも、荒削りな魅力が息づいている。全英チャートでも好成績を収め、バンドは一躍英国ロック・シーンの注目株となった。リフ、歌、リズムがまだ一つの型へ固定される前の勢いがあり、曲ごとの試行錯誤からTHE WILDHEARTSの核が浮かび上がる。後の代表作へ続く線と、その時期にしかない荒い輝きが同時に残された、重要なデビュー作である。
TRACK LIST
- 1.Feel the Sun