STEVE VAI TRIVIA
Trivia
単独名義での来日は2023年10月、『Inviolate』を携えた「INVIOLATE TOUR 2023」として行われた。主催のウドー音楽事務所の公演ページによれば、16日がZepp Namba(大阪)、17日が豊洲PIT(東京)の2公演で、前座は付かない。協力はソニー・ミュージックジャパンインターナショナル。東京公演は前方が指定席12,000円、後方が立見11,000円(いずれも税込・ドリンク代別)だった。
ヴァイが日本の舞台に最も近く立ったのは2025年9月1日、日本武道館である。主催キョードー東京の公演ページによれば、エイドリアン・ブリュー(ギター、ヴォーカル)、トニー・レヴィン(ベース)、ヴァイ(ギター)、ダニー・ケアリー(ドラム)の4人によるBEATの一夜限りの公演で、1980年代のキング・クリムゾンの楽曲を演奏した。開場18時、開演19時。チケットは2階ステージサイドのA席15,000円からアリーナVIP席45,000円まで(いずれも税込)。
ヴァイがギターを習い始めたのは12歳のときで、教師はジョー・サトリアーニだった。公式のバイオグラフィはこの一行から彼の経歴を始めている。ふたりは同じロングアイランドの出で、のちにG3で同じ舞台に立ち、2024年からはSATCHVAIの名でツアーを共にすることになる。
18歳でヴァイは職業音楽家になった。最初の仕事は演奏ではなく採譜である。公式のバイオグラフィによれば、彼はフランク・ザッパの譜面を書き起こす仕事から始め、その後ザッパのバンドで演奏するようになった。
グラミー賞は3度受賞、15度ノミネートされている。公式のバイオグラフィはこの数字を、30年を越える活動と1,500万枚を超えるアルバム売上と並べて記している。
公式のバイオグラフィは、Guitar World誌が読者投票で彼を史上10位のギタリストに選んだことと、Guitar Player誌から15を超える賞を受けていることを記している。アルバムの総売上は1,500万枚を超える。
ヴァイはバークリー音楽大学とミュージシャンズ・インスティテュートの双方から名誉博士号を受けている。公式のバイオグラフィは、これを彼の経歴上の達成が招いたものとして記している。中退した学校から名誉博士号を受けた形である——彼は4学期目の途中でバークリーを離れ、ザッパの仕事に就いた。
2012年、TECファウンデーションはヴァイにレス・ポール賞を贈った。公式のバイオグラフィによれば、これは「技術の創造的な応用において最も高い卓越性の基準を打ち立てた」人物に与えられる賞で、同財団は彼を「最高位の音楽的錬金術師」と評している。
1985年にヴァイが設計したアイバニーズJEMは、公式のバイオグラフィによればシグネチャー・モデルとして史上最も長く続き、最も成功したシリーズのひとつになった。フローティング・トレモロのような構造上の工夫が、その後の業界の標準になっている。
7弦ギターを商品として世に出したのもヴァイである。公式のバイオグラフィは、彼が作った「The Universe」を最初の市販7弦エレクトリック・ギターと記している。アンプではCarvin社と組み、真空管アンプを共同開発した。
ヴァイは自分のレーベルFavored Nations Entertainmentを持っている。公式のバイオグラフィによれば、同レーベルはトミー・エマニュエル、エリック・ジョンソン、ビリー・シーンらの作品を含む70枚以上を世に出した。彼は自分のソロ作すべてについて、作曲・プロデュース・エンジニアリングを自ら手掛けている。
1986年の映画『クロスロード』で、ヴァイは悪魔側のギタリストを演じた。公式のバイオグラフィはこの出演と、劇中の音楽の場面でライ・クーダーと組んだことを記している。2008年には、ギタリストのハンク・ガーランドを描いた映画『Crazy』で製作総指揮も務めた。
2007年の『Sound Theories Vol. 1 & 2』は、オランダのメトロポール・オーケストラと共演した作品である。公式のバイオグラフィがこの録音を挙げているとおり、ヴァイはロックのギタリストである以前に管弦楽の作曲と編曲を手掛ける音楽家でもある。
ヴァイはGeneration Axeとしても国際的にツアーを回っている。公式のバイオグラフィが挙げる同行者はザック・ワイルド、イングヴェイ・マルムスティーン、ヌーノ・ベッテンコート、トーシン・アバシである。複数のギタリストが一夜を分け合う形は、かつての師サトリアーニが始めたG3と同じ発想に立つ。
1998年、ヴァイは当時のマネージャーとともにMake a Noise財団を立ち上げた。公式のバイオグラフィによれば、楽器と音楽教育を、それを得られない若い演奏者に届けることを目的としている。2019年にはギタリスト向けの音楽理論書『Vaideology』を刊行し、2020年のパンデミック下では配信講座「Alien Guitar Secrets」を始めた。