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ARTIST
Led Zeppelin
LINER NOTES
LANGUAGE
『Led Zeppelin』は、ヤードバーズの解散から生まれた四人が、レコード契約を得る前に自力で作り上げたデビュー作だ。ジミー・ペイジ(ギター)、ロバート・プラント(ヴォーカル)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラム)は、「ニュー・ヤードバーズ」名義でスカンジナビアを回った直後、1968年9月から10月にかけてロンドンのオリンピック・スタジオへ入る。要した時間はわずか36時間、1,782ポンドの請求はペイジとマネージャーのピーター・グラントが自腹で払った。プロデュースはペイジ、エンジニアとミックスは旧友グリン・ジョンズが担っている。
“Good Times Bad Times”の鮮烈な幕開けから、“Dazed and Confused”の重い沈潜、“Communication Breakdown”の疾走、“How Many More Times”の即興的な広がりまで、ブルースの語法は単なる形式ではなく爆発的なバンド表現へ変わる。“Black Mountain Side”ではヴィラム・ジャサーニがタブラで加わり、アコースティックな余白と巨大な音圧が同じ一枚に同居した。ペイジはジェフ・ベックから贈られたテレキャスターをスープロのアンプへ通し、部屋の響きそのものを使って奥行きを作っている。ローリング・ストーン誌のジョン・メンデルソーンは酷評したが、作品は全米10位、全英6位に達した。ハード・ロックが何を拡張できるかを、初手から示した決定的な出発点である。
TRACK LIST
- 1.Good Times Bad Times
- 2.Babe I'm Gonna Leave You
- 3.You Shook Me
- 4.Dazed and Confused
- 5.Your Time Is Gonna Come
- 6.Black Mountain Side
- 7.Communication Breakdown
- 8.I Can't Quit You Baby
- 9.How Many More Times