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ARTIST
Last Autumn's Dream
LINER NOTES
LANGUAGE
『Last Autumn's Dream』は、LAST AUTUMN'S DREAMが、滑らかで甘いヴォーカル、抑制の効いた美しいギター、そして、きらめくような鍵盤を重ね合わせ、穏やかでありながらも力強い、北欧メロディック・ロックを作り上げた、鮮烈なデビュー作だ。元フェア・ウォーニングのアンディ・マレチェクと、伸びやかな歌声を持つミカエル・アーランドソンとが中心となって結成された本作は、その甘美で叙情的なメロディで、AORファンから、高い支持を得た。楽曲は、派手に攻め込むよりも、あくまで、歌の旋律と、アンサンブルの、確かな心地よさとを、丁寧に積み上げていく。
冒頭を飾る、爽快な“Rise An' Shine”の力強い推進力、そして“Go!”のドラマ性、さらに“Siren”のような曲まで、収録曲は、いずれも聴き応えがある。“Turn It Up”“Shadows of the Night”のような曲も、作品の充実を伝えている。ミカエル・アーランドソンの、温かく伸びやかな歌声が、全編で力強く冴え渡っている。
北欧ハード・ロックならではの、あの開放感と、AORの、繊細で美しい叙情性とが、極めて自然に溶け合い、作品全体に、大人びた、確かな温度が漂っている一枚だ。この後、バンドは、驚異的なペースで、数多くの良質な作品を発表していくことになる。長く聴き続けられる、確かな美点を持った、上質で力強い出発点と言える。バンドの原点がここにある。
TRACK LIST
- 1.Again and Again
- 2.Guardian Angel
- 3.Break the Chains (Of Destiny)
- 4.Blink of the Eye
- 5.Talk To Me
- 6.The One
- 7.I Never Let You Go
- 8.High Up
- 9.Movin' On
- 10.Going Home