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ARTIST
Kill or Get Killed
LINER NOTES
LANGUAGE
『Kill or Get Killed』は、IRON SAVIORが、SF的な世界観、鋼鉄のように硬質なリフ、そして勇壮な大合唱コーラスを、一つの力強い推進力へと、見事にまとめ上げた作品だ。機械の駆動を思わせる、正確なリズムの上で、ギターは、硬質な刻みと、高揚感あふれるリードとを往復し、曲を、前へ前へと押し出していく。音像は重いが、決して鈍くはなく、低域の圧力と、上昇するメロディとが同居することで、未来的でありながら、古典的なヘヴィ・メタルの手触りを、しっかりと保っている。
冒頭の表題曲“Kill or Get Killed”の力強さ、“Roaring Thunder”の攻撃性、そして“Eternal Quest”のドラマ性まで、スピード感のある曲では、大合唱を誘うサビが、確かな解放感を生み、ミドルテンポの曲では、リフの重量と、物語性とが際立っている。“Stand Up and Fight”“Heroes Ascending”のような曲も、作品の充実を伝えている。
アレンジは、過度に複雑化することなく、各パートが、主題を、力強く繰り返すことで、アルバム全体に、揺るぎない、確かな芯が通っている点が本作の魅力だ。宇宙戦争や、機械文明を想起させるイメージを背景に置きながらも、最後に強く残るのは、歌えるメロディと、拳を上げたくなるビートである。IRON SAVIORの美点を、純度高く示す、力強く聴き応えのあるパワー・メタル作品と言える。
TRACK LIST
- 1.Kill Or Get Killed
- 2.Roaring Thunder
- 3.Eternal Quest
- 4.From Dust And Rubble
- 5.Sinner Or Saint
- 6.Stand Up And Fight
- 7.Heroes Ascending
- 8.Never Stop Believing
- 9.Until We Meet Again
- 10.Legends Of Glory