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ARTIST
Pink Bubbles Go Ape
LINER NOTES
LANGUAGE
『Pink Bubbles Go Ape』は、カイ・ハンセン脱退後のHELLOWEENが、スピードと高揚感を残しながらも、よりポップでカラフルな曲調へと踏み込んだ第4作だ。ミヒャエル・キスクの高く澄んだ声と、新加入のローランド・グラポフのギターが、従来より軽快なメロディを前へと運んでいく。
“Kids of the Century”のキャッチーな推進力、“Back on the Streets”の勢い、“Number One”の明るさ、そして“Someone's Crying”の叙情まで、収録曲はメロディの良さを前面に押し出している。大作志向だけに寄りかかるのではなく、短い曲のフックや遊び心に重心を置いた点が、本作の特徴である。“The Chance”のような曲も、アルバムに幅を与えている。
中心メンバーが交代した転換期ゆえの、いくらかの揺れも含めて、バンドが新たな表現の幅を探った時期の表情が刻まれている。名作『Keeper』の直後という難しい状況ながら、キスクの歌声とメロディ・センスは健在だ。“Heavy Metal Hamsters”“Goin' Home”のような曲でも、明るいメロディと軽やかな演奏が結び付き、作品に一貫した色彩を与えている。ポップな感覚とメタルの推進力が同居した、過渡期ならではの魅力を持つ一枚と言える。
TRACK LIST
- 1.Pink Bubbles Go Ape
- 2.Kids of the Century
- 3.Back on the Streets
- 4.Number One
- 5.Heavy Metal Hamsters
- 6.Goin' Home
- 7.Someone's Crying
- 8.Mankind
- 9.I'm Doin' Fine, Crazy Man
- 10.The Chance
- 11.Your Turn