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ARTIST
Bring the Thunder
LINER NOTES
LANGUAGE
『Bring the Thunder』は、ストックホルムで結成されたDYNAZTYが、プロデューサーにクリス・レイニーを迎え、名門ポラール・スタジオで録音したデビュー作だ。この時期の彼らは、後年のモダンなメロディック・メタルとは大きく異なり、1980年代のハード・ロックやグラム/スリーズの語法を土台にしていた。キーボードよりもギターが主導し、ジョン・バーグとロヴ・マグヌッソンのツイン・ギター、ジョエル・フォックス・アペルグレンのベースが、若さと勢いに満ちた直球のロックンロールを鳴らす。後のDYNAZTYを知るうえでの出発点として重要な一枚である。
疾走する表題曲“Bring the Thunder”や“Catch the Night”は、荒削りながらキャッチーなフックを備え、“Lights Out (In Candyland)”“Adrenaline”はライブ映えするノリの良さを持つ。“The Devil's Shake”のような楽曲には、後年へと繋がる劇的な要素も垣間見える。技巧や重量ではなく、勢いとメロディの親しみやすさで押し切る作風は、まだ発展途上ながら確かな魅力を放つ。ニルス・モーリンの伸びやかな声はこの時点で既に光っており、バンドの核となる資質を刻んでいる。
TRACK LIST
- 1.Bring The Thunder
- 2.Catch The Night
- 3.Lights Out (In Candyland)
- 4.Far Away
- 5.Top Of The Line
- 6.Monkey Wants, Monkey Needs
- 7.Adrenaline
- 8.Take Me Down
- 9.The Devil's Shake
- 10.Higher 'N' Higher