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ARTIST
Drama Dust Dream
LINER NOTES
LANGUAGE
『Drama Dust Dream』は、DREAMTIDEが14年の沈黙を破って2022年7月22日に発表した第4作だ。前作から長い時が流れ、リズム隊は一新された。ヘルゲ・エンゲルケ、オラフ・ゼンクバイル、トルステン・リューダーヴァルトという中核はそのままに、ベースにはUFOやウリ・ジョン・ロートと働いてきたラース・レーマン、ドラムにはホルスト・グントラム・シュラークが加わっている。
全12曲53分。バンドの目標は昔から変わらない。60年代末から70年代初頭に根を持つロックの伝統に、曲で応えること。打ち込みや切り貼りの時代に、あえて手弾きの人間臭さで押し通す。“Ni Dos Ni Agua”はスペイン風の香りを漂わせるインスト、“A Fairy Prank”も同様にエンゲルケの手腕を映す一曲で、どちらも技巧の誇示ではなく曲そのものが前に出る。“Merciless Sun”では二人の歌い手が聴ける。結果としてこれが最後の作品となった。エンゲルケは2023年に世を去っている。FAIR WARNING、ZENO、そしてDREAMTIDE。彼が関わった作品はいずれも、80年代から90年代にかけて「メロディック・ロック」と呼ばれるようになるものを形作った。その最後の一枚が、打ち込みに抗う手弾きの記録であったことには、どこか筋が通っている。
TRACK LIST
- 1.Stop Being Deep
- 2.Spin
- 3.Around
- 4.Ni Dos Ni Agua
- 5.All of Us
- 6.Merciless Sun
- 7.Dawn
- 8.One Rule
- 9.Drop the Curtain
- 10.A Fairy Prank
- 11.For the Fairies
- 12.Leisure Saints