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ARTIST
Concerto for Group and Orchestra
LINER NOTES
LANGUAGE
『Concerto for Group and Orchestra』は、ロック・バンドと管弦楽団との、本格的な接点を初めて大規模に示した、DEEP PURPLE初期の極めて野心的な記録だ。鍵盤奏者ジョン・ロードが作曲を手掛けた本作は、ロイヤル・アルバート・ホールにて、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共に演奏された、記念碑的なライヴ作品である。
三つの楽章から成る大作は、クラシック音楽の荘厳な様式と、ロック・バンドの持つ荒々しいエネルギーとを、真正面から対峙させ、そして融合させようと試みている。リッチー・ブラックモアのギターや、イアン・ペイスのドラムが、オーケストラの壮大な響きの中で、力強く自己主張していく様は圧巻だ。当時としては極めて実験的な、大胆な挑戦であった。
ハード・ロック路線を確立する以前の、DEEP PURPLEが持っていた、幅広い音楽的野心と探究心とを、明確に示す重要な作品と言える。ジョン・ロードのクラシックへの深い素養が、バンドのその後の音楽性にも、大きな影響を与えている。商業的なヒットを狙った作品ではないが、その挑戦的な姿勢と、ジャンルを越えようとする気概は、今なお色褪せていない。ロックとオーケストラの融合という、一つの壮大な実験の先駆けとなった、歴史的に興味深い一枚である。
TRACK LIST
- 1.First Movement: Moderato - Allegro
- 2.Second Movement: Andante
- 3.Third Movement: Vivace - Presto