OUTRAGE トリビア 全13件

OUTRAGEにまつわる事実を、出典付きで13件掲載しています。

Trivia

OUTRAGEは1982年に名古屋で結成された。当初の編成は阿部洋介(ギター)、安井義博(ベース)、丹下眞也(ドラム)、そしてヴォーカルの伊藤千豊の4人で、レパートリーはNWOBHMのカヴァーが中心だった。現在まで続く顔ぶれが揃うのは1986年、伊藤が脱退し、別のバンドに在籍していた橋本直樹が加わってからである。

出典: OUTRAGE公式サイト BIOGRAPHY

1987年に自主レーベル『Pile Driver Records』から出されたデビューEP『OUTRAGE』は、そのジャケット・デザインから、のちに「ペケレイジ」という愛称で呼ばれるようになった。

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デビューEPは、名古屋からMETALLICAへ向けた回答と評されている。公式バイオグラフィは、これが単なる模倣ではないとも述べており、METALLICAと同じくNWOBHM、70年代から80年代初頭のハードロックとヘヴィメタル、パンク、ハードコアを出自に持つがゆえに、結果としてそうした音になったのだとしている。

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デビューEPに収められた「Step On It」のギター・ソロについて、公式バイオグラフィは、10代の少年が考えて弾いたものとはとても思えない構築美に溢れていると記している。またスラッシュといえば叫ぶ歌い方が当然とされていた時期に、荒々しくも旋律をしっかり歌う橋本直樹の声が強く耳を引いたとも述べている。

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デビューEPは早々に売り切れ、しばらく入手困難な状態が続いた。収録された「Under Control Of Law」と「Edge Of Death」は続く1作目『BLACK CLOUDS』で再録音され、EPの4曲そのものは1997年の2枚組『It's PACKED!! -10th Anniversary Live & Rare Edition』の2枚目としてCD化されている。

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メジャー・デビュー作『BLACK CLOUDS』(1988年)には、FLOWER TRAVELLIN' BANDの「Slowly But Surely」が取り上げられている。日本のロックの先達から曲を引くという姿勢は、のちに新曲と先人たちのカヴァーで構成された『GENESIS I』(2015年)として、一枚の作品の形にまで育てられることになる。

出典: OUTRAGE公式サイト BIOGRAPHY/DISCOGRAPHY

4作目『THE FINAL DAY』(1991年)は、バンドが初めて海外に出て録音した作品である。ドイツでの録音で、制作を担ったのは当時元ACCEPTのドラマーとして知られていたステファン・カウフマン。それ以前は理想の音がなかなか得られず悩んでいたが、この時は最初に試し録りをしただけで「これだ!」という音が得られたという。

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『THE FINAL DAY』に収められた「River」は、バンドにとって初めての純粋なバラードである。公式バイオグラフィによれば、橋本直樹は当初この曲を録音することを拒んだという。

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1999年に橋本直樹が脱退したのち、残った3人は後任を入れず、安井義博がメインでヴォーカルを取るトリオとして活動することを決めた。のちにメンバー自身も、今振り返ればこの変化はバンドにとって必要なものであり、そのまま4人で続けていたら解散していたかもしれないと認めている。

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2007年9月2日、川崎・クラブチッタで行われたデビュー20周年記念ライヴで橋本直樹が復帰した。当初は期間限定の予定だったが、大きな反響を得たこともあって、2008年に完全復帰となった。

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「Deadbeat」は橋本直樹が不在だった3人編成期の作品『CAUSE FOR PAUSE』(2004年)に収められ、シングル・カットもされた曲である。公式バイオグラフィは、橋本が復帰してからこの曲を歌うのを聴くと、紛れもないOUTRAGEの曲に聞こえると記している。

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12作目『Raging Out』(2017年)のミックスは、PAINやHYPOCRISYを率いるピーター・テクレンが手掛けた。丹下眞也はこのアルバムを、橋本直樹の復帰後に作られた3枚の最終作と捉えているという。

出典: OUTRAGE公式サイト BIOGRAPHY

13作目『Run Riot』(2020年)は、「White Lightning (respect for Paralex)」と「Red Skull Rock (respect for Tank)」の2曲で幕を閉じる。題に添えられたとおり、いずれもNWOBHMのバンドへ向けた敬意の表明であり、結成当初にカヴァーしていた音楽圏へ改めて向き直った形になっている。

出典: OUTRAGE公式サイト DISCOGRAPHY