KOIAI トリビア 全11件

KOIAIにまつわる事実を、出典付きで11件掲載しています。

Trivia

KOIAIというバンドが存在する直接のきっかけは、一本のカバー動画だった。Li-sa-Xは以前からPolyphiaと交流があり、同バンドの来日公演でオープニング・アクトを務めた経歴も持つ。その縁もあって「ABC」の歌詞のかわいらしさを気に入り、Kotono、Hazuki、Li-sa-Xの3人で実験的にカバー映像を作ることになった。コロナ禍のさなかで一堂に会せなかったため、各自がリモートで撮影した素材をまとめる形で仕上げられている。バンドはこの映像を、ここからすべてが始まった記念すべき記録だと位置づけており、作ったこと自体が結成の決め手になった。

出典: muevo voice(KOIAI ポップでロックでダンサブル)

KOIAIが最初に立った大きな舞台は日本ではなくインドだった。2023年2月、まだ正式な音源を1枚も出していない段階でOddball Festivalに招かれ、The AristocratsやBloodywoodらとともに3都市を回っている。自主制作の1st EP『Deep Indigo』が出るのはその3か月後、5月1日のことで、しかも公式ECサイトでの通販限定だった。音源より先に海外のフェスから声がかかるという、順序の逆転した出発である。

出典: muevo voice(KOIAI ポップでロックでダンサブル)

桜田ミレイにとって、KOIAIからの声掛けは最後の機会だった。幼い頃から歌だけをやってきたものの受けたオーディションには落ち続けており、この先どうするかを考えていた時期にバンドから連絡が来る。絶対にKOIAIのヴォーカルになりたいと思ったという。緊張しなさそうだと言われることが多いそうだが、実際には加入後、初めてステージに立つ前日は緊張のあまり泣いたと明かしている。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 1/2)

『Starting Over』の制作は、Li-sa-Xが曲を書けない状態から始まっている。メンバー脱退の衝撃が残り、バンドの新しい像も定まらないままで、本人はスランプだったと振り返る。そのため冒頭2曲「Starting Over」「Reboot the Abyss」はプロデューサーが作曲し、Li-sa-X、Hazuki、佐藤奏はアレンジで自分たちの色を出す形をとった。3曲目「Once in a lifetime」あたりからユニカインパクトが制作に加わり、最後の「Hoax」「Meant to be」はLi-sa-Xの作曲で、締め切り間際に仕上がったという。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 1/2)

3人が知り合う筋道はラジオにあった。Kotonoが在籍していたIRONBUNNYが番組のMCを務めており、Li-sa-Xも、Hazukiがギターを弾くNEMOPHILAも、その番組に出演した経験があった。そこから交流が始まっていたところへ、Li-sa-X BANDのヴォーカルが脱退し、ほぼ時を同じくしてIRONBUNNYも解散する。双方が同時に居場所を失った状態から一緒にやろうという話になり、KOIAIの結成につながった。

出典: muevo voice(KOIAI ポップでロックでダンサブル)

インド遠征の宿では、メンバーの寝相にまつわる出来事が二つ起きている。Hazukiと同室だったKotonoは、ベッドで寝ていたかと思うと突然起き上がって上半身を直角にし、そのまま倒れて眠り直した。本人にその記憶はないという。もう一つは佐藤奏で、部屋の鍵を閉めたまま眠り込んでしまい、同室のLi-sa-Xが中に入れなくなった。全員で起こそうと試みたが、まったく起きなかった。

出典: YOUNG GUITAR(葉月 連載コラム「はづきんのはひふへほ」Vol.5)

HazukiがLi-sa-Xと初めて会ったときの感想は、天才とはこの子のことを言うのか、というものだった。以来Li-sa-Xの初のソロ・ライヴから関わり、Li-sa-X BANDを経てKOIAIに至るまで並走している。HazukiはLi-sa-Xを妹のような存在だと表現する一方、自身の連載コラムでは姉というより母のような気持ちになることがあるとも書いている。二人ともギタリストだが、対抗心のようなものは互いに一切ないという。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 2/2)

桜田ミレイはオーディションを通じて加入している。前任ヴォーカルの脱退後も決まっているライヴが残っており、バンドは対応を迫られていた。ほかにも紹介されたヴォーカリストはいたが、桜田と顔を合わせた時点でメンバーの意見が満場一致になったとHazukiは語る。ヴォーカルが固まることはバンドの方向性が固まることでもあり、そこからの数か月は制作も含めて順調に進んだという。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 1/2)

「Hoax」のベース・ソロは、ユニカインパクトにとって珍しい注文だった。スラップの印象が強い彼女に求められたのは滑らかで落ち着いたフレーズで、そういう指定を受けること自体がほとんどないという。どう弾くか相当に考えた末、これまでにない自分のベースができたと本人は語っている。Li-sa-Xの側には下敷きがあり、以前ユニカと話した際にDIRTY LOOPS好きという共通点が見つかったことがヒントになっていた。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 2/2)

KOIAIの5人は音楽的な出自がそろっていない。Hazukiはラウドな音楽を好み、佐藤奏は幼い頃からフュージョンをやってきた。ユニカインパクトもスラップが多いという理由でフュージョンを好むという。そして桜田ミレイは、KOIAIに加入するまでバンドの音楽をきちんと聴いたことがなかったと明かしている。彼女が聴いてきたのはR&BやK-POP、そして宇多田ヒカルだった。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 2/2)

2026年7月31日から8月2日にかけて東京・明治座で開かれた「Heavy Kawaii Fes 2026」に、KOIAIは3日間とも出演した。日ごとの相手はスクールバッグ計画、私立恵比寿中学、METALVERSEと入れ替わる。この公演でKOIAIが担ったのは自分たちの演奏だけではない。共演するグループのバックバンドを務めるという役回りも引き受けており、Li-sa-Xはこれを新たな試みだと表現している。

出典: 激ロック(KOIAI インタビュー 2/2)