『EvangelCore 1』は、2025年12月5日に出た全14曲48分で、ペイトン・パリッシュにとって初のキリスト教アルバムである。ヴァイキング・メタルの歌い手として名を上げた人物が信仰そのものを主題に据える——この転換は、世俗側と信仰側の双方から懐疑をもって迎えられた。題の「エヴァンジェルコア」は彼自身の造語で、福音主義の主題とハード・ロック/メタルコアの音を指す。演奏を支えたのはベースのジェイク・クラーク、ドラムのブレナン・モロニー、ギターのザッカリー・フェレル。先行シングルは“Word of God”で、映像も作られた。
評者の反応は一点に収束した。ディスターブドのデヴィッド・ドレイマンである。喉頭を下げて胸声に歪みを乗せる、いわゆるヤーリングの発声が共通しており、ある評者はディスターブドが録らなかった最良の一枚だとまで書いた。ただし賛辞ばかりではない。器楽面の作り込みが薄く、歌を置くための下地に留まっているという指摘や、次はもっと彼自身の個性が要るという注文も出ている。速度を落とした“Catch up to You”では唸りが引き、神に追いつけない者の感情がそのまま出る。締めは“Son of Man”。